フリーランス医師・歯科医師の報酬は事業所得ではなく給与所得

結論は事業所得とすることは難しく、給与所得になります。それでは詳細を見ていきましょ。 1給与所得・事業所得とは 給与所得とはいわゆるサラリーマンと同じです。 国税庁HPの説明によりますと給与所得とは次のように説明があります。 「給与所得とは、使用人や役員に支払う俸給や給料、賃金、歳費、賞与のほか、これらの性質を有する給与に係る所得をいいます。」 次に事業所得です。いわゆる個人事業主としての収入です。こちらも国税庁HPの説明をみましょう。...

個人事業主医師・歯科医師の節税方法

クリニックや歯科医院を開業して暫くすると軌道に乗り利益がでます。 利益が出始めてから節税対策をするのではなく事前に対策をすることが大切です。 節税というとまず初めに思い浮かぶことが医療法人化ではないでしょうか。 医療法人化にはメリットがある一方でデメリットもあります。そこで医療法人化より手軽に出来る節税方法をご紹介します。 1まずは家族への所得分散 医師、歯科医師で配偶者がいる方はまずは配偶者へ給与を支払いましょう。 なぜ配偶者に給与を支払うと節税になるか。 それは所得分散です。こちらをご覧ください。...

子どもが歯学部へ進学した場合の学費

子どもが歯学部に進学にしたいと言い出したら。学費はどれくらかかるか想像できますか。 進学まじかになってから知るのと事前に知っているのでは全然違いますのでぜひ参考にしてください。 1歯学部へ進学した場合 ご自身の歯科医院を継がせたいから子どもに歯学部に進学してほしい。 子どもが歯学部に進学したいと言っている。 この時、大きな問題になるのが学費です。 私立の歯学部の学費となると初年度は600万円。 卒業までに学費や教材を合わせて3,000万円かかります。 さらに子どもが一人暮らしを始めるとなると生活費もプラスされます。...

歯科医院はチェア台数で年収が決まる

歯科医院を開業する際に最も大事なことの一つがチェアの設置台数です。 結論から言いますと最低限4台設置できるような場所を確保しましょう 1チェアの台数で売上上限が決まる チェア1台当たりの年間売上は2,400万円~3,000万円です。 自由診療比率を増やすなどしてチェア1台当たりの売上を改善することはできますが、それでも限界があります。 チェア1台で8,000万円の売上出すことは実質不可能です。 逆に言えば1台当たりの売上目安がわかれば計画が立てやすいです。 最初は最小限で経営出来れば良いと考えてチェア2台のみ設置するとします。...