NISA枠が2024年から恐らく拡充されます。
まだ確定ではありませんが、NISA枠拡充に反対する人は少ないと思われますので
ほぼ確定かなと個人的には思っております。
NISAって何ぞやって方に簡単に説明すると、株式や投資信託の売却益や配当が非課税になる制度です。
通常は売却益や配当には約20%の税率が掛かりますがこれがゼロになります。
これからの時代、現金で資産をもっているとインフレに耐えきれず、資産が目減りする可能性が高いです。
投資は積極的に導入することを検討した方がよいです。げんにNISAの拡充は国が投資を推進している表れです。
ただこの投資とはデイトレードのように日々売買をして利益を上げるということではありません。
老後資金が現状の年金制度では耐えきれないため自分で長期投資して老後資金を自分で確保してというのがメインテーマであるようです。
国としては、できれば日本の株式を購入して、日本企業の資金にもなってほしいという狙いがあると思います。
ここで気になる点があります。
NISAの投資枠が2024年から恐らく年間360万円、生涯上限が1,800万円となる予定ですが、20-30代の若い世代が、生活を切り詰めて年間360万円に投資する必要があるかということです。
この投資した年間360万円はいつ使うのでしょうか。NISA枠は一度使ってしまったらおしまいのため、換金タイミングが難しいです。
老後資金とするならば数十年後先になります。数十年後先に今と同じくらいお金を使う場面はあるのでしょうか。若い時より、消費する意欲は衰えます。自分の親や祖父母をみればわかりやすいです。
それよりも使える時、使うことも大切だと思います。
もちろん全部使ってしまえということではありません。しかし逆に全部投資にまわすも違うと思います。
今の自分に必要な経験には多少投資額を減らしてでも自分に使った方がよいのではないでしょうか。
大学院に行く、資格をとる、友達と遊ぶだって今しかできないかもしれないです。
楽しみを先送りにするとそのまましないで終わるかもしれません。
今回のNISA枠拡充は良いことですが、自分が年間360万円満額投資すべきかはよく考えて行う必要があります。
編集後記
写真の電卓は普段仕事で使用しているものです。もちろん今回のNISA拡充の記事をみて私はどれくらい投資できるのだろうと
試算もしました。
新しいことに惑わされず、自分ができることを確認しましょう。
新橋、汐留、浜松町、大門から徒歩圏内にあるフェアネス税理士事務所は法人申告・個人確定申告・今まで無申告だった方のご相談も受け付けております。
また法人を設立したがどうしていいかわからない。法人設立をご検討の方のご相談も随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
お問い合わせ | フェアネス税理士事務所 (fairnesstax.com)
【YouTube】
税理士こながいチャンネル
税理士こながいチャンネル【フェアネス税理士事務所】 – YouTube
【Twitter】
まさし@マイクロ法人専門税理士 (@tonkichi_jp) / Twitter