こんにちは、新橋の税理士事務所、フェアネス税理士事務所代表の小長井です。士業に関わらず起業したら何が一番変わるでしょうか。やはり売上を自分で取らなければならないことではないでしょうか。ではどのようにしたら売上は増えていくか。今回はこのテーマを書いてみました。サラリーマンで独立するつもりはないって方にも職場でも生かせる考え方だと思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。
目次
1テイクよりギブ
まず起業したら自分の生活費は自分で稼がなければなりません。売上を取ってくるということですね。そこで大切になってくることがギブの精神です。この考え方は書籍や有名起業家がよく言っていることですが、私自身もこれは大切だと本当に思うのであらためてまとめてみます。
みんなが言っているということは真実に近いということです。
テイクとギブの考え方は色々あると思いますが、私が考える定義をお伝えします。テイクとは相手から何かをもらうことを指します。自社の商品やサービスを買ってもらいお金をもらう、時間を作ってもらう。ギブは逆に相手に何かをしてあげることを指します。相手の商品を買う。相手のために時間を作るなどです。
ビジネスをする上でなぜギブの精神が重要か。私の実例をご紹介します。
とある知り合いの方のご紹介で初見の方と会う機会がありました。私としてはお互いのビジネスにつながり、今後も長い付き合いができるような素敵な出会いになればいいなと思い会いましたが、結果は残念なものでした。
喫茶店で会うなり、いきなり自社の商品の説明をされてしまいました。私はこの人は自分の商品だけを売りたいのだなと寂しい気持ちになりました。もうそのひとから商品を買うことはないだろうなと思いました。
これは自分のメリットであるテイクから初めてしまったからこのようになりました。
逆のパターンですと、ある営業マンと知り合いになりましたがその人は一向に私に商品を売ろとしませんでした。むしろ私に困っていることはないか、紹介してほしい人はいないかなど常に気をかけてくれていました。与えるつまりギブをしていたわけです。
こういう関係ですとむしろ私の方からいい商品はないかと聞き商品を購入することにしました。
起業したてはとにかく売上が欲しいからと自分のものばかり売ろうとしがちです。しかしこれではテイクになってしまい、自分の周りから人がいなくなってしまいます。自分の商品を買ってほしいならばむしろ周りに自分が何を与えられるかを考えることが大切です。つまりギブの精神です。
このギブは一度すればすぐに戻ってくるというものはありません。継続して長く行うことが大切なのです。一度ギブしたから自分の商品を買っては相手に見透かされてしまいます。
2与えるものがない場合
ここまでギブが大切なことが分かって頂いたと思います。一番簡単はギブの方法は相手が売りたいものを買ってあげることです。これは相手が喜びますよね。
しかし起業したてでそんなに現金の余裕がない、常に相手の商品ばかり買うことができないと思ったあなた。まさにその通りですので大丈夫です。
では何をギブをしたらよいかわからないという場合、時間を相手のために使うことが効果的です。
準備のために人手が足りない。イベントを開催するため集客を手伝ってほしいなど。お金はかからないけれど時間がかかるものを手伝ってあげるといいですね。それもやはり継続的にです。そうすると相手にとってこの人は信頼できる人だ、私も相手に何をしてあげたいと思うようになるものです。
3まとめ
ギブの精神どうだったでしょうか。つい自分の売上ばかりを考えて相手のことを思っているんだよっていいながらテイクの行動をしていませんか。相手には伝わるものです。ギブは一度では結果が出ませんし、継続して相手の信頼を得る必要があるため非常に道のりは長いです。
しかしそこでできた信頼関係は確かなものになるので、あなたの何よりの財産になります。ギブを受け続けた人はその相手に対して自分もギブをしたくなるものです。
注意しなければならないのはテイクのみを生粋にする人がいることです。この人にギブばかりしても何にもなりません。むしろ本来に他の人にできたギブをムダにしてしまいます。テイクのみする人は付き合っているとわかると思いますので、気づいたらなるべく距離をとるようにしましょう。
今回はビジネスをはじめたばかりの方に紹介をしてみましたが、時々このような記事も継続的に書いていきます。
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