確定申告は早めの対応が肝心!年明けには受けてもらえないことも?

2025.10.23 | 事務所通信

こんにちは、フェアネス税理士事務所代表の小長井です。
そろそろ確定申告の時期が近づいてきました。
毎年この時期になると「まだ時間がある」と思いがちですが、実は年明け以降になると税理士事務所が確定申告の新規依頼を受け付けていないケースも多いのが現実です。

この記事では、なぜ早めの対応が必要なのか、税理士視点で解説していきます。


1. 確定申告の準備は想像以上に時間がかかる

確定申告は、ただ数字をまとめるだけではありません。
領収書の整理、経費の仕訳、売上・支出の確認、帳簿との照合など、丁寧な確認作業が必要です。
特に副業をしている方や、フリーランスとして複数の収入源がある方は、想定以上に準備時間がかかることが多いです。

「あとでまとめよう」と思っていた領収書や明細が見つからない…というケースも少なくありません。
早めに税理士へ相談することで、必要な資料や情報をスムーズに揃えることができます。


2. 節税できるチャンスを逃すリスク

確定申告を急ぎで対応すると、本来使える節税対策を見落としてしまう可能性があります。
たとえば、青色申告特別控除・家事按分・経費計上の範囲などは、事前の準備と整理があってこそ最大限活用できます。

余裕をもって相談すれば、税理士があなたの業種・働き方に合わせた最適な節税提案を行うことができます。


3. 提出期限ギリギリはトラブルのもと

申告期限の直前になると、電子申告システム(e-Tax)の混雑や、添付資料の不備による修正対応など、思わぬトラブルが起こりやすくなります。
余裕をもって準備を始めることで、期限前に確認・修正ができる安心感が得られます。


4. 年明けには依頼を受けてもらえない可能性がある

確定申告の繁忙期(1月~3月)は、どの税理士事務所も依頼が集中します。
そのため、年明け以降に「そろそろお願いしよう」と連絡しても、新規の受付を締め切っているケースが少なくありません。

特に、書類が未整理・過去分を含む申告・副業や複数収入がある場合は、対応に時間がかかるため、早めの依頼が必須です。
「お願いしようと思った時には間に合わなかった」という事態を避けるためにも、早期に税理士へ相談することをおすすめします。


5. まとめ

確定申告をスムーズに終えるためには、「期限ギリギリに駆け込む」のではなく、早めに動くことが最大の節税対策です。
準備の余裕は、そのまま正確さと安心感につながります。

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